10:スズメバチの巣
スズメバチの巣は、春、女王蜂が一匹だけで作りはじめる。そして、働きバチが羽化して働きはじめると巣作りをバトンタッチ。急スピードで大きくなっていくよ。初期(4〜5月頃)はとっくりをひっくり返したような形で、白と茶色のマーブル模様が特徴。6月を過ぎたあたりから秋冬にかけて、スズメバチの巣は巨大化していき、大きくなるにつれてボールのように丸くなって完成。模様はマーブルのままです。
完成すると60cmもの大きさになるものも。
底には巣穴が一つ空いていて、見張り役のスズメバチが常に外を警戒しているよ。そして・・・巣に刺激を与えると、その相手を容赦無く攻撃するんだ!危険!
特に巣が大きくなって蜂が活発に動き回る夏、屋外でスズメバチの巣を見つけたら要注意。
まずはハチに刺激を与えることなく、そっとその場を立ち去ろう。