※ここでは、展示内での説明を援用する形で、八丈富士(西山)と三原山(東山)の2つの火山の特徴と雰囲気の違いを解説します。
以下は仮のテキストです(実際はもっと簡潔になります)。
写真も入ります。
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八丈島は、八丈富士(西山)と三原山(東山)の2つの火山から成り立っています。これらは形成された時期が異なり、その違いが地形や植生に影響を与えています。
三原山(東山):
末吉地区はこっち側。水が豊かで深い森が特徴ね。
• 形成時期 : 約10万年前から活動を開始し、約4千年前に活動を停止したとされているわ。
• 地形 : 長い年月の侵食により、複雑な地形や海岸線が形成されています。特に、複数のカルデラ壁や比高の大きな海食崖が見られるよ。
• 植生 : 土壌が成熟しており、スダジイ林などの豊かな常緑広葉樹林が広がってる。水の音を聞きながら、静かで深い、しっとりとした森の雰囲気を感じたわよね。
八丈富士(西山):
にゃるほど。でも、島の反対側(西側)はぜんぜん雰囲気が違うにゃ。八丈富士(西山)側は・・・
• 形成時期 : 約1万数千年前から活動を開始し、最終活動は1605年(慶長10年)とされているにゃ。
• 地形 : 円錐形のなめらかな山体が特徴で、標高854メートルの成層火山だにゃ。
• 植生 : 比較的新しい火山活動によって土壌の発達が進行中で、タブノキ林が多く見られるにゃ。
このように、三原山は古い火山で複雑な地形とスダジイ林などの豊かな植生が見られる一方、八丈富士は新しい火山でなめらかな地形とタブノキ林が特徴的で、そうした違いは、各火山の形成時期とその後の地質的な変化によるものだにゃ。
今日は三原山周辺の雰囲気をたっぷり感じたにゃ?
いつか、八条富士側にも行ってみるにゃ!
八丈島の自然の面白さが、さらによくわかるはずにゃ。